Botanical Dye とは

植物の花、葉、茎、樹皮、果皮、または鉱物から、新しい考えと技術で染料を作成し、媒染剤を使用しないで染色する堅牢技術です
通常、植物から色素を抽出して染める草木染めの場合、その色素を安定させる為に水に溶かした金属と化学反応させて、固着・発色させます。その金属の液体を「媒染剤」と呼びます
この媒染剤が植物色素1つに対して2つつく為、色がくすんで見えてしまう原因にもなります。
媒染剤を使用せず、独自の自然なタイプの糊剤を使用し、従来の草木染めよりも大きな粒子まで吸着させることが出来るようになりました。

ボタニカルダイは植物から抽出した色素に若干の化学染料で色素補強をします。これは光(日光も含めて)に対する堅牢度(強さ)、汗に対する堅牢度を上げる為、植物色素の不安定さを補助する為です。
(ただし、化学染料を使用したものと同じく、淡い色はそれでも光には比較的弱く、また、化学染料と違いタンニンを含む植物色素は、紫外線や酸などで色が変化することがあります。)

また、植物から抽出した色素は人間の目で見える幅以外の色素も含み、同じ色でも200種類もの変化する色素が入っています。強い色素も弱い色素も光に乱反射することによって、ひとの心に安心感を与えると考えられています。
対して化学染料は均一の大きさの粒子で、均一な光の反射をする為クリアーでフラットに見えます。
このボタニカルダイで染めた商品は、植物から抽出した色素によるナチュラルで複雑な反射と化学染料のようにクリアーな反射が混ざり合い、植物の色の持つ力を長い間楽しんで頂ける商品になっています。

目には見えない粒子や色や、複雑な光の反射がひとの心にどのくらい影響を与えるのか、具体的に数値で表すことはできません。色は音楽と同じく波長です。音楽もCDやデジタルプレーヤーで聴くクリアーな音源よりも、整理されていないアナログの音の方が心に響いてくるように、より自然に近い状態の色の波が心に作用すると私たちは考えています。

その為に100%天然にこだわるのではなく、安全な状態で染めた自然の色で心が躍る商品になるようにボタニカルダイで染めています


【ボタニカルダイ取り扱い注意点】

・洗濯は常温で中性洗剤を使用し、単独で洗ってください。
・鉄分の多い水は変色の原因となるため、水道水で選択してください。
・漂白剤の使用は避けてください。
・染料の性質上、鉄に反応して色が変わる可能性があるため、アイロンは当て布をしてください。
・ドライクリーニングの際は、セキユ系を指定してください。
・色あせを防ぐため、陰干ししてください。
 また、着用時以外は暗所にて保管してください。
・直射日光や強い蛍光灯のもとで長時間さらさないで下さい
・天然染料の性質上、製品ごとに多少の色の差が発生することがあります。
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